サッカーの羅針盤

【J1シーン解説】[セレッソ大阪×ヴィッセル神戸]失点直前にあったヴィッセル最大の得点機。西大伍のヘッドにいたる崩しのメカニズム

J1開幕戦の金Jはセレッソ大阪vsヴィッセル神戸でした。イニエスタ、ポドルスキ、ビジャの3人がスタメンに揃い踏みということで、試合前から大きな注目を集めましたが、セレッソが粘り強く守り、後半に都倉賢を投入してカウンターの効果を高めた流れで見事にセットプレーを物にして1ー0で勝利を飾りました。

ボールを持ちながらも、なかなかゴール前でセレッソのディフェンスを崩しきれなかったヴィッセルですが、最大の決定機は失点から2分前の75分にありました。

セレッソ大阪vsヴィッセル神戸(DAZN)

セレッソが都倉を投入した一方でヴィッセルもアンカーの三原に代えてFWの古橋を入れ、それまでの”ゼロトップ”からオーソドックスな4ー3ー3にしています。その直後のプレーで、中盤のトライアングルを形成した左のイニエスタが左サイドの初瀬からボールを受け、相手のディフェンスを引きつけてアンカーの山口蛍に下げると、山口は右インサイドハーフにポジションを変えた三田に展開しました。

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