サッカーの羅針盤

【代表うぉっち】畠中槙之輔、安西幸輝、鎌田大地、鈴木武蔵。初選出の4人は代表で輝けるか④鈴木武蔵

日本代表の森保一監督はキリンチャレンジカップでコロンビア(日産スタジアム)、ボリビア(ノエビアスタジアム神戸)に挑む代表メンバーを発表。アジアカップから13人が入れ替わり、畠中槙之輔(横浜F・マリノス)、安西幸輝(鹿島アントラーズ)、鎌田大地(シント=トロイデン)、鈴木武蔵(コンサドーレ札幌)の4人が初選出となった。

る4人の特徴と”森保ジャパン”における可能性を考察する。

鈴木武蔵(コンサドーレ札幌)

コンサドーレ札幌をはじめV・ファーレ長崎、アルビレックス新潟、水戸ホーリーホック、松本山雅。育成年代を含めて鈴木武蔵選手に関わった指導者やファン・サポーターなどに「おめでとうございます」と言いたい。

またU-16日本代表に抜擢した当時の吉武博文監督の慧眼にもあらためて敬意を表したい。「未完の大器」と呼ばれ続けた鈴木武蔵がついにA代表に選ばれるまで来た。

U-17W杯をメキシコで取材した一人としても感慨深い。こんな選手が日本代表を背負っているのかと思ったほど粗削りだったが、逆に何をするか全く読めないプレーは同年代のアルゼンチンやフランス、ブラジルなどのエリートDFたちをも困らせていたことを覚えている。

基本的なスキルは当時から比べて雲泥の差と言えるほど伸びた。松本山雅やV・ファーレン長崎では組織的なディフェンスの意識を学び、コンサドーレ札幌ではロジカルに周囲の味方を生かしてチャンスに顔を出す動きが身についているように見える。

(残り 852文字/全文: 1467文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ