サッカーの羅針盤

【Jうぉっち】[横浜F・マリノスvsサガン鳥栖]0−0も両者の狙いがよく表れた白熱の攻防。印象的なシーンを抽出して解説する②サガンのいい守備からいい攻撃へのトランジションと畠中のディフェンス

代表ウィークで1週空いて行われたJ1の第5節。注目の”金J”は横浜F・マリノスvsサガン鳥栖でした。

1週間まるまる練習を非公開にしてマリノス対策を準備してきたというサガン鳥栖をマリノスがいかに攻略できるか、逆にサガンが隙を突いてゴールを仕留められるかが焦点でしたが、結果としてはマリノス がサガンのディフェンスを突き崩し切れず、クロスバーやGK大久保択生のビッグセーブに阻まれたシーンもあったものの、妥当性の高い0−0だったと言えます。

一方のサガンも前半に良い守備から効果的なカウンターで何度かゴールに迫りましたが、チアゴ・マルチンスと畠中槙之輔の粘り強い対応や喜田拓也のカバーリングに防がれて、なかなかフィニッシュまでも行かせてもらえませんでした。そして後半はディフェンスの位置も深くなり、U-18日本代表の松岡大起やクエンカの打開力に攻撃を託すものの、一発狙いの仕掛けはマリノスに通じず。カレーラス監督も勝ち点1で御の字と言ったところでしょう。

そうした90分の中で見応えのあるシーンは多くありました。その中からいくつか抽出して解説します。

【前半31分】サガンのいい守備からいい攻撃へのトランジションと畠中のディフェンス

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