【J2うぉっち】アグレッシブに躍進中。FC琉球のストロングポイントを考察する
昇格クラブのFC琉球がJ2で快進撃を続けています。現在は8試合を終えて5位ですが、首位のモンテディオ山形とは勝ち点2差で、試合内容がアグレッシブなところも評価を高めています。
実際に2・3月の月間最優秀監督賞を樋口靖洋監督、MVPにはここまで8得点の鈴木孝司が選出されましたが、組織的に攻撃的なサッカーを構築していることがチームとして評価されている結果でしょう。
守備はボールの位置に応じてハードなプレスとタイトなブロックをうまく使い分け、攻撃は効率よく縦にボールを運びながら相手陣内に7人、8人が押し上げて厚みのあるチャンスメークを実現しています。
攻撃でボールの主導権を握り、守備で球際激しくボールを奪うスタンダードはキム・ジョンソン監督(現・鹿児島ユナイテッド)が率いていたJ3時代から見られましたが、就任時に「沖縄の青い空、澄み渡る海に守備的なサッカーは似合わない」と語った樋口監督が組織的なアレンジを加え、攻守の構成力を高めています。
昨年の主力からGKの朴一圭、今季の開幕後に中川風希がともに横浜F・マリノスに移籍した一方で、今季のJ2挑戦に向けて獲得した選手が鈴木を筆頭に確かな活躍を見せてチームの躍進を助けていることは大きな注目ポイントの1つでしょう。
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