【Jうぉっち】いよいよ佳境のタイトル争いを展望する:天皇杯編
5月に1回戦がスタートした天皇杯はACLのため順延していた4回戦の鹿島アントラーズと横浜F・マリノス、浦和レッズとHonda FCの試合が9月25日に行われ、ベスト8が出揃いました。
ヴィッセル神戸 VS 大分トリニータ
サガン鳥栖 VS 清水エスパルス
鹿島アントラーズ VS Honda FC
V・ファーレン長崎 VS ヴァンフォーレ甲府
前回王者の浦和レッズが”Jリーグへの門番”の異名を取るJFLのHonda FCに敗れ、なかなか先の読みにくい大会になっていますが、その前回ベスト4の鹿島アントラーズが本命でしょう。ACLは惜しくも準々決勝で敗退したもののJ1が2位、ルヴァンはベスト4と”三冠の”の可能性を残している常勝軍団ですが、1つ1つの試合で勝利を目指す姿勢はこういう佳境になっても強みになりえます。
夏に3人の選手が欧州移籍し、さらに主力に誰かしら怪我人を抱えながら試合のパフォーマンスをほとんど落とさず、高水準のパフォーマンスを出してきたチーム。一部で批判的な評価があった大岩剛監督の采配も経験を重ねるごとに的確になってきているようにも見えます。マリノス戦は三竿健斗を欠いた状況で中盤のインテンシティーを維持しながら左サイドの中村充孝を効果的に生かして4−1の勝利につなげた今シーズンでもベストゲームの1つでした。
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