サッカーの羅針盤

【沖縄合宿】[名古屋グランパス]vs ヴァンラーレ八戸のTM風景(フォトレビュー)

沖縄で合宿を行なっている名古屋グランパスは2月4日にヴァンラーレ八戸と45分×3本トレーニングマッチを行いました。

90分を想定した2本の結果はスコアレスドロー。3本目はオープンな展開で2−2となりましたが、守備面やサイドの組み立てにある程度の成果が見られた一方で、ゴール前の迫力に課題が出た試合となりました。

J3挑戦2シーズン目となるヴァンラーレ八戸も非常にタフなチームでしたが、いくつか決めるべきフィニッシュシーンがあったものの、圧倒する戦いはできなかったグランパス。

現実問題としてジョーが合宿不参加、湘南から加入した山﨑凌吾がタイ合宿での怪我から回復途上ということもあり、前線のやりくりが難しい状況になっているのも事実です。

ただ、風間体制から交代し、とにかく残留を目標にしていた昨シーズンの終盤戦から前でボールを奪いに行く戦い方にシフトしており、その手応えは出て来ているように見えます。

4、5人の主力候補がトレーニングマッチに出られない現在、マッシモ・フィッカデンティ監督も「純粋なFWがいない状況でやっていますので、前線で起点が作れないですし、中での怖さがそういう選手がいないとクロスが上がっても怖さがない」と認めます。

ただ、攻撃のデザインは開幕戦に向けて選手のコンディションを上げながら仕上げていく必要があるでしょう。

ちなみに、この試合の主審は西村さんでした。豪華!

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