【シーエルうぉっち】前回CLファイナリストに完勝のライプツィヒがクラブ史上初のベスト8(フォメ、全得点シーン解説付き)
チャンピオンズリーグのラウンド16はライプツィヒvsトッテナムの2ndレグが行われました。
アウェーの1stレグで1−0勝利を飾っていたドイツ勢のライプツィヒが前半に完璧な崩しから2得点を奪い、合計スコアを3−0に。同じ3ー4ー3(3ー4ー2ー1)ながらボールを奪ってチャンスを作る立ち位置、連動性、正確性など、全てでライプツィヒが上回る内容でした。
トッテナムのモウリーニョ監督はハリー・ケイン、ソン・フンミンという攻撃の二枚看板を欠き、バーンリー戦で左足首を痛めたベルフワインも欠く状況で、敵地で逆転勝利をあげるべくラメラ、デレ・アリ、ルーカス・モウラを前線に配置し、左ウィングバックに得点力の高いセセニョンを起用するなど意欲的な布陣でした。
しかし、前からのプレッシャーがはまらないとライプツィヒのスムーズなボール運びにリトリートで後手を踏み、自陣に5バックを形成してもシックのポストプレーからアウトサイド、インサイドのスペースを再三攻略されて、最後は守護神ロリスやセンターバックのあるでルヴァイレルドがゴール前で体を張るしかないシーンが続きます。
攻撃に転じてもトランジションで上回るライプツィヒに対してオーリエの縦の仕掛けやロ・チェルソの個人技に頼らざるを得ない状況が多く、組織的にマウントを取られたまま2点をリードされて迎えた後半も大きく好転することはなく、終盤には途中出場のスウェーデン代表フォシュべリがトドメを刺す”ファーストタッチゴール”を決めて、合計スコア4−0でライプツィヒがクラブ史上初のベスト8に進出しました。
一方の前回ファイナリストのトッテナムは怪我人に悩まされる側面もあったものの、あまりに無情な敗退となりましたが、来シーズンにリベンジを果たすためにも、現在8位のプレミアリーグで追い上げが期待されます。
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