【エスパうぉっち】滝裕太が新スタイルで飛躍を誓う:見せることも走ることも必要
滝裕太「やっぱり自分の良さはゴール前の仕掛けやシュートだと思うので、そういう場面をどんどん増やして、裏に抜ける回数など、得点だけじゃなく見せて行きたい」
中断期間が続く中でピーター・クラモフスキー新監督の清水エスパルスはハードなトレーニングを積んで大会に備えています。全体が溌剌と体を動かしていましたが、ミニゲームや紅白戦でひときわアグレッシブなプレーを見せていたのがアカデミー育ちの滝裕太です。
主に右サイドの高いポジションから得意のドリブルを仕掛ける一方で、これまで以上にフリーランニングも目立っていました。
「もう新チームになってアピールするチャンスですし、試合もない中で、練習が本当に大事になって来るので、そこを常に意識しながらやってます」
ーーパスサッカーのイメージがすごくある監督だけれど、その一方でデータをすごく重視すると聞いています。これまで以上にフィジカル面など気にするというか、しないと出られない?
「そうですね。これまで以上にデータとかを気にするようになりましたし、常にデータで表されちゃうので、常に全力でやらないと気が抜けないというか」
ーーただ、もともとファンタジスタというかテクニカルなタイプではあるし、そこで見せていかないといけない部分もあって難しさが?
「走る場面では走らないといけないし、そういう見せる部分では見せるという区別をしていけば監督の目にもとまる。ただ、走る力も必要なので、これからもっと上げていきたいです」
ーー実際にボールを持って動かすことが多くなって、でもアタッカーではあるので、これまでカウンターが多かったところからスタイルが変わって、自分の中での攻撃の関わり方の変化は?
「やっぱり前で仕掛けることが多くなったし、そこでどれだけ相手をはがせたりクロスだったり、シュートも生きるかなと思うの。そこの場面で徹底して1対1で勝つことを意識して、やっていけば自然とスタメンとかも近くなって来るだろうし、そういう部分を練習からやっていきたい」
ーーこれまでは試合に出ると結果が付いてきたというか、普通はいいプレーをしても結果が付いて来ない中で、滝選手は結果は付いてきていたので、そこの兼ね合い?
「そうですね。点も大事ですけど、点取るだけじゃなくて、それ以外の部分でも自分の良さをもっと出して行きたいし、より攻撃的になったので、その中で自分がどれだけ駆け引きだったり、相手を上回ることができるかだと思うので、そこは今年楽しいですね」
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