サッカーの羅針盤

【みんなのJ2】東西南北J2全クラブ紹介:愛媛FC

J2の全クラブを北から南まで順に紹介していく企画です。クラブのファンサポーターや”沼の住人”には少しライトな情報がメインになりますが、この中断期間にみんなでJ2クラブをお勉強しましょう。(キーマンのチョイスは独断です)

2006年からJリーグに加盟した愛媛FCは松山サッカークラブが前身、松山市を中心とする愛媛県をホームタウンとするクラブです。Jリーグが開幕して3年の1996年に愛媛フットボールクラブ(愛媛FC)に名前を変更しました。

お膝元の松山は坊ちゃんや道後温泉で有名ですが、何より人の暖かさを感じる土地で、行くたびに癒されます。本来、スタジアムには公共交通機関を使ってアクセスもチェックするべきですが、地元の記者仲間に毎回送り迎えしてもらっており、愛媛に関しては正直あまり評価できる立場にありません。ただ、調べると松山からのリムジンバスでも30分はかかるので、愛媛FCの課題の1つではあると思います。

何にしても愛媛FCの試合を観に行って松山を堪能しない手はありません。温泉や美術館はもちろん美味しい料理を都心よりリーズナブルに味わえるのは醍醐味です。「グラゼニ居酒屋」としても知られる「割烹鶏 一八」の「親足」が絶品です。また愛媛FCの選手御用達のお好み焼き「」も松山では必ず行きたい店の1つです。お財布に少し余裕がある人は「お任せで」とオーダーしてください。笑

さて、Jリーグの加盟申請をしたのは四国リーグからJFLに昇格して5年目の2005年で、当初は長椅子席など総合運動公園陸上競技場(現・ニンジニアスタジアム)の施設面の事情から困難との見解が出ていましたが、愛媛FCのサポーターが熱心な署名活動を展開し、流れが変わります。チームも望月一仁監督のもと2位以内という条件の中で優勝を飾り、2006年からJ2参入を果たしました。

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