【トリニータうぉっち】トリテン×KAWAJIうぉっち大放談５月の陣：川崎サポも必読。知念慶を語る（前編）
Ｊリーグの開幕直後、新型コロナウイルスの蔓延により中断期間になってから３ヶ月近くが経とうとしています。一部の地域では活動が再開されていますが、首都圏など緊急事態宣言も解除されていない地域があり、再開に向けた本格的な流れにはもうしばらくかかりそうです。
中断直後にエルゴラッソの大分トリニータ担当で、公式サイト「トリテン」の記者であるひぐらしひなつさんとの大放談を掲載しましたが、新しいテーマを設定し、再び対談を行いました。本サイトでのテーマは知念慶です。
昨シーズンは春先に藤本憲明、さらにはオナイウ阿道が爆発的な活躍をしてＪ１初挑戦だった「カタノサッカー」の躍進を引っ張りました。藤本は夏に神戸移籍、オナイウは浦和にレンタルバックののち、横浜F・マリノスに移籍。彼らが去った後にやってきたのは知念慶。川崎フロンターレからの期限付き移籍ですが、一時はレアンドロ・ダミアン、小林悠を差し置いてスタメン起用されたストライカーが大分に多くのゴールをもたらせるのか。彼自身の成長は。
（撮影 ひぐらしひなつ）
知念慶を語る（前編）
河治 こういった中断期間があって、新戦力の選手たちはある種、時間をもらった部分がある。もちろん練習が休止になっちゃったので、そこはコンディショニングとかセットバックされたところはあるけど、ただ、公式戦がない中で時間が与えられた部分もあって、特に気になるのは知念慶選手です（以下、敬称略）。大分トリニータというクラブもそうだけど、個人としてもそうだし、それから川崎フロンターレのサポーターとかも気にしている人は多いと思うので。ルヴァンとＪ１の開幕戦でのパフォーマンスも含めて、現在の見通しはどうですか？
ひぐらし 知念に関してはプレシーズンの最初の鹿児島キャンプの彼をフィットさせたい時に、怪我で離脱をしてしまったんですね。それでチームへの合流が少し遅れたことがあって、なんとか開幕戦に間に合ったね、９０分プレーさせられるかどうかキワキワみたいな状態で、ルヴァンの湘南戦を迎えたんだけど、そこから２試合やって、ただ、相手との関係もあるからセレッソ戦はそううまく行かないだろうなと本人が思っていた以上にやれた。それでカタさん（片野坂知宏監督）に知念の湘南戦とセレッソ戦でのフィット具合を聞いたら、カタさんが知念自身もそうだし、周りの選手も知念の使い方が理解できてきたんじゃないかみたいな言い方をしていて。やっぱり公式戦で実際にやるのって大事だなって。
河治 確かに。
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