サッカーの羅針盤

【デイリーホーリーホック×KAWAJIうぉっち放談】期待の”武者修行”5選手を大いに語る:山口一真 「山口の活躍次第で水戸の立ち位置が変わる」

タグマのコラボ企画、今回は「デイリーホーリーホック」の”サトタク”こと佐藤拓也記者と対談し、それぞれのサイトに異なるテーマの記事を掲載します。

本サイト「KAWAJIうぉっち」では名古屋グランパス、横浜F・マリノス、松本山雅、鹿島アントラーズからホーリーホックに期限付き移籍している”武者修行”5人をフォーカスします。

山口一真 「山口の活躍次第で水戸の立ち位置が変わる」

河治 最後は鹿島アントラーズから加入の山口一真です。山口選手は自分も鹿島でかなりの試合をACL含めて観ていたので、そこでの能力を発揮した時の独特さ。まずドリブルが他の選手と全然違う感じで、よい意味でシャカリキ感というか、逆にそこをみんなに観られすぎて、本来のフィニッシャーとしての研ぎ澄まされた部分を見えにくくなっていた部分もあると思います。自分も今回サトタクと話すまで、リーグ開幕戦で出てなかったこともあって、てっきりサイドアタッカーとしてやっていくかと思ったので。

佐藤 本来はトップ下が一番やりたいポジションみたいです。やっぱりそこからゴールに関わるプレー、アシストもそうですけど得点力を出したいと本人は言っているので、そういう部分を見せてもらいたい。開幕戦は新潟のファビオとか磐田の小川航基みたいな、個人で点を決めちゃう選手がライバルクラブにいて、水戸が開幕戦で決められなかったのはやっぱり最後の局面で、個で剥がせる選手がなかなかいなかったんですよね。山口一真みたいな選手がいなかったのは痛かったなというのは1つあります。開幕戦は怪我でコンディションが上がってなくて欠場したんですけど、そもそも開幕時点でチームにフィットしきれていなかった。

河治 はい。

佐藤 しかし、中断期間に練習試合をやった時にかなりスーパーなプレーをして、浦和レッズとやった試合は45分×4本で10対10という試合になったんですけど、山口は2得点1アシストを決めました。そこで浦和のディフェンスを翻弄したと言いますか、破って見事な形で2得点。能力は半端ないなと。エリア内、ボックス内の一番プレッシャーがきついところで怖いプレーができる選手だなと。

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