サッカーの羅針盤

J1再開戦展望:浦和レッズvs横浜F・マリノス

2019王者の横浜F・マリノスは埼玉スタジアム2002に乗り込んで浦和レッズと対戦します。開幕戦で苦しみながらも湘南を破った浦和とG大阪の術中にはまる形で1-2の敗戦スタートとなったマリノス。注目は浦和が今シーズンから採用している4ー4ー2をベースに、ポゼッションで上回るマリノスに対して、どこまで自分たちのやり方をぶつけるのか、あるいは粘り強く守備を固めながら、隙を突く戦い方を取っていくかです。

マリノスとしては基本的にやることは変わりませんが、中断期間にMF天野純とDF小池龍太という主力級の実力者が加わり、チームの活性化が図られていることは間違いありません。守備の大黒柱であるチアゴ・マルチンスが右足の第五中足骨を負傷し、母国ブラジルで手術を受けましたが、今月6日に再来日しており、浦和戦での復帰にも希望が出て来ています。

開幕戦では相棒の日本代表DF畠中槙之輔を欠いており、浦和戦でJリーグ屈指のCBコンビが揃うかどうかはマリノスのハイラインをベースにした攻撃的なスタイルを機能させる意味ではもちろん、興梠慎三とレオナルドという強力な2トップとのマッチアップという意味でも大きなポイントになりそうです。

(残り 2074文字/全文: 2578文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ