【トリコロール研究所】J1デビュー!独特のドリブルだけではない松田詠太郎の効果的なプレー
柏レイソルと1ー1で引き分けた横浜F・マリノス。レイソルはマリノスにとっても難敵ですが、結果的にはミスからオルンガに個人能力を発揮されて先制点を奪われ、オナイウ阿道の鮮やかなゴールで同点にしたものの、ボール保持率66%、シュート本数でも大きく上回ったかけ”勝ちきれなかった試合”という評価にせざるを得ません。
そうした中でマリノスの大きな希望の光となったのが19歳の松田詠太郎です。レンタル先のJ3相模原でアピールを続けていたこと、仲川輝人の怪我や遠藤渓太の移籍、両方がこの時期の復帰につながったはずですが、アディショナルタイムを含めた30分ちょっとの出場で、非常にポジティブな要素の多いJ1デビューになったと思います。
失点シーンというのは松田が積極的に縦パスを出した先で味方が潰され、直後のロングボールを松原健が処理し損ねた背後を破られた形ですが、前からのディフェンスも良く追っていましたし、右サイドで攻撃の幅を取りながら、ボールを引き出すポジショニングの意識も見て取れました。
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