サッカーの羅針盤

【維新の風】田中陸”プロデビューの地”維新でフル出場:出続けないといけない

維新みらいふスタジアムで行われた大宮アルディージャとの試合は1−0でレノファ山口が勝利。後半11分に安在和樹が左足で上げたクロスにファーサイドから浮田健誠が飛び込んで合わせると言いレノファらしいゴールでリードすると、最後はCKもゴール前に蹴らず、相手陣内で時間を使うしたたかさを見せて逃げ切りました。

その先制ゴールを御膳立てしたのが、右サイドバックで初先発となった田中陸です。ボランチの経験も豊富な田中。左サイドからボールを受けたGK山田元気が右サイドの田中に展開すると、相手のディフェンスをいなしながら中央に入り、縦パスを高宇洋に付けます。そこから高井和馬、さらに安在にタイミング良く渡り、クロスにつながりました。

終盤には安在が痛めたということもあり、霜田正浩監督は経験豊富な武岡優斗を右に投入して、田中陸が左に回る布陣に変わりましたが想定はしてなかったですけど、サイドバックとしてやることは変わらないと落ち着いた対応で試合をクローズしました。

柏レイソルから期限付きで加入した田中陸。思い返せばプロのデビュー戦は昨年の2月24日、維新での山口戦でした。2ー1でレイソルが勝利した試合で手塚康平との交代で出場。わずか9分+アディショナルタイムという出場時間でしたが、維新は当時から思い入れの強い場所になっているようです。

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