サッカーの羅針盤

【フクロウの時報】川崎フロンターレ戦でケガから復帰した福森晃斗。自らの武器で連敗止める!

前節・川崎フロンタ―レ戦でピッチに戻ってきた福森晃斗。

福森がケガで試合に出られない3週間、ピッチに立っていたのはルーキーの高嶺朋樹。

高嶺は福森が試合欠場となった7月26日 横浜FM戦でスタメン出場し、そこから公式戦5試合連続スタメンを張っていたが、812日 ルヴァンカップ・横浜FCで試合開始15分に負傷退場した。

ジュニア年代から札幌の下部組織でプレーしてきた高嶺は、ボランチが本職であるだけに守備面ではボールを奪う能力が高く、運動量を生かして相手にプレッシャーを与えることができる。

ビルドアップもボールを持ったときの落ち着きがあり、あまりFWのプレッシャーを気にせず左右にさばき、ボランチにボールを付けられることが強みだ。

ただ、一本のパスやサイドチェンジで局面をガラリと変えることにかけては福森のほうが、スペシャリティがある。

その福森は先週、全体練習に合流すると、古巣・川崎戦で復帰を果たす。後半14分までプレーし、中野嘉大と交代した。

福森の展開力は、スタートから川崎の守備を困らせる部分もあった。序盤は、流れのなかでは札幌のほうがよりリズムが出ていたところもある。しかし、チャンスを決めきれなかった札幌とセットプレーから最初のゴールを奪った川崎との差が、流れのなかでも表れ、福森も悪い流れに飲まれて後手を踏んだ部分はある。

選手それぞれ良さはあるが、相手に応じて守備をはめてくる大分との試合では、福森の展開力やキック距離の長さがアドバンテージになるかもしれない。

札幌に来て初めての長期離脱を経験した福森が、試合に出られなかった日々のことを振り返った。

 

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