サッカーの羅針盤

【トリコロール研究所】”マリノス感”満載だった神戸戦のドロー劇。1点でも多く獲りに行く哲学の中で求めたいこと

横浜F・マリノスはノエスタでヴィッセル神戸と対戦。前半18分に先制されるも、マルコス・ジュニオールがロングカウンターから仲川輝人のアシストで鮮やかな同点ゴール。さらに前田大然が獲得したPKをマルコス・ジュニオールが決めて逆転に成功します。

そして後半、追加点を決めたのは仲川輝人でした。ティーラトンが左サイドの前田大然に送ると、前田はプレスをかわすように、ワンタッチで右に落とします。下りてきたマルコス・ジュニオールが拾おうとしますが、神戸のMF山口蛍とDF菊池流帆が詰めてきました。

そこでマルコスはヒールでフリックして、脇に走りこんできた扇原貴宏へとつなぎます。扇原は勢いで突破し、ペナルティエリア内まで進入。中央に2人攻撃陣が居ることを確認し、グラウンダーのクロス。大崎玲央がかろうじて触るもクロスを防げず、ボールはファーの仲川まで流れます。

フリーの仲川は狙いすました右足で合わせ、2試合連続のゴールを決めました。これで1ー3としたマリノス。後半17分に4枚替えで反撃に出る神戸に対して、攻撃の姿勢を落とさず4点目を狙いに行きます。

しかし、3試合5ゴールのジュニオール・サントスがGK飯倉大樹の好セーブに阻まれるなど、追加点のチャンスをものにできないまま、後半45分に途中集出場のセルジ・サンペールを起点に酒井高徳のクロスに藤本憲明が飛び込む形で1点差にされました。

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