サッカーの羅針盤

公開記事【Jリーグ】収容人数の規制緩和でどれだけ増えるのか:ヤンマーの場合

Jリーグは日本政府より発表されたイベント開催における入場者数制限の段階的緩和の方針に基づき、収容人数の規制緩和を発表しました。

① 上限を入場可能数の 50%とする
② 入場可能数が 17,000 人以上のスタジアムは 30%を目途とし段階的な緩和に努める
③ 飛沫・接触リスクに配慮し、1m(イスの中心から中心まで半径 1m)以上の間隔をあける
④ ①および②は あくまで上限であり、地域の感染状況やスタジアム形状等に鑑み、入場可能数や適用時期は主管クラブが決定する
⑤ チケッティングのガイドラインは上記以外は「超厳戒態勢」を継続する

大きな変更は②で、これまでいかなるスタジアムも上限5000人だったところから、大箱のスタジアムをホームの会場にしているクラブが収容人数を大きく引き上げることができます。

それなら7万人の日産なら2万人は入れるなと考えてしまいますが、ネックは③で、ここを考慮するとさらに半分ぐらいになるのは仕方ないところです。

5万人収容のヤンマースタジアム長居をホームとするセレッソ大阪の説明が非常に分かりやすいので参考に紹介します。

【9/19 鹿島戦】収容制限拡大によるチケット販売、年間チケットの取り扱いについて

公式ページの情報によると最大収容可能目安は8100人とのこと。「お客様同士の間隔を1m以上空ける必要があり、左右2席・前後1列を空けてのご着席」と説明されており、これを遵守するとこの人数が最大になるということです。

ざっくり言うと今回の変更で5000人→8100人になると言うこと。

ただ、必ずしもスタジアムの規模だけで決まってくるものではなく、埼玉スタジアムをホームとする浦和レッズは9月のホーム3試合を7000人で開催することを発表しています。

スタジアムの形状や椅子の間隔などで”ソーシャルディスタンス1m以上確保”の取り方がスタジアムによって異なり、こうした差になってくるわけですが、確かな前進ではあるので、まだまだ完全な状態には程遠いですが、今は当たり前じゃなくなった”当たり前の日常”を撮り戻るために、引き続きJリーグのプロトコルを守って観戦を楽しんでほしいと思います。

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