サッカーの羅針盤

【ガンバの雷鳴】札幌戦のポイント:井手口陽介は攻守両面で荒野拓馬を上回れるか

ガンバ大阪は札幌厚別競技場で北海道コンサドーレ札幌と対戦します。

前節は湘南ベルマーレを相手にシュート22本を放ちながらノーゴールで0−1の敗戦を喫しました。

宮本恒靖監督はフィニッシュのところで決めきれなかったことを敗因の1つにあげていましたが、客観的に本当の意味で崩したシーンはほぼなく、相手のディフェンスに体を入れられたところをもう1つ外していればとか、ミドルレンジから相手の股下を抜けるようなシュートが打てていればとか、単純な精度の問題というより個人でもう1つ上回らないと厳しいシチュエーションがほとんどだったように思います。

もちろん、そこで個人がスペシャルなパフォーマンスを見せれば勝ててしまうのもサッカーですが、チームとしてもう1つ相手を剥がせる要素が必要なことも確かです。その意味では湘南戦では中盤の井手口陽介が齊藤未月にほぼ封じられたことが響きました。

オフィシャルのアカウントでも取り上げられているように間違いなく試合のキーマンですが、札幌は湘南よりも攻撃のフォーカスが強いチームなので、井手口としては持ち前の機動力とデュエルの強さを生かして、ボールを奪う仕事を多くすることが1つ生命線になるでしょう。

(残り 586文字/全文: 1209文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ