サッカーの羅針盤

【赤黄の道標】マッシモ熱弁の理由。なぜグランパスは後半ガンバ相手に「何もできなかった」と観られたのか。”影の刺客”山本に摘まれたチャンスの芽

名古屋グランパスのマッシモ・フィッカデンティ監督は1点リードしながら逆転負けした理由について翌日の取材で語りました。

「なんで1点しか取れなかったのかなと前半終わってロッカーから戻ってきたら思うようなものを攻撃で出すことができた」

そう振り返るマッシモ監督は同時に「そう言った展開に持ち込めるサッカーの質を90分間なぜできなかったと言う見方をしないといけない」と主張します。

後半の早い時間帯にマッシモ監督が試合後”馬鹿げた失点”と表現した、山本悠樹に壁の間を破られるゴールで同点に、終盤にはガンバがまさに”ベンチパワー”を象徴する遠藤保仁、宇佐美貴史、渡邉千真の投入で押し込んで、世間でも多くの見解が飛び交っている宇佐美貴史のゴールで勝負が決するわけですが、マッシモ監督はメディアのある論調に意義を唱えました。

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