【J1騒乱】シーズンを左右する大一番でも川崎が一枚、二枚セレッソを上回っていた。”こだわり”が実を結んだ先制点
セレッソ大阪と川崎フロンターレの試合は1−1から終盤にレアンドロ・ダミアン、三笘薫の連続得点で川崎が3ー1と勝利し、勝ち点差を14に広げました。
試合後に脇坂泰斗が「監督からは決勝戦のように戦えと言われていた。優勝が決まるわけではないけど、大きく前進する試合なので」と語り、特別な気持ちで臨んだことを明かしています。
ただ、最後は川崎が57%のボール保持率になったものの、途中までのスタッツやチャンスの数を観ても、セレッソが大きく下回っていたわけではなく、ディテールを含めて川崎が一枚、二枚、上回っていたことで、展開1つで違う結果になっていた可能性も有ります。
その上で、気にして観ていたのは攻守の切り替わりやリスタートでオフの選手たちがいかに参加しているか、自分がボールに関わる準備をしているかというところです。
松田力のクロスから同点ゴールを決めた奥埜博亮も「攻撃の時の人数をかける場所がうまい。グループを作りながら回してきて、隙があれば最後の崩しをしてくる。なかなか体を張るだけでは守れない」と脱帽(帽子は被ってないですが)していました。
試合のポイントをあげたらキリがないのですが、先制点のシーンに川崎の強さがよく表れていました。最後は瀬古歩夢のオウンゴールというセレッソにはアンラッキーな形でしたが、決して運だけで決まったわけではありません。
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