サッカーの羅針盤

【代表通信】日本代表オランダ合宿の様子:3日目(写真提供JFA)&選手コメント(鎌田大地、南野拓実、権田修一)

(練習写真 ©️JFA)

日本代表がオランダ合宿の3日目に入りました。カメルーン戦は2日後に迫っていますが、本格的なトレーニングの前にはリラックスした表情も伝わって来ます。

遠藤航によると「ピッチ外に関しては正直、かなり制限があるんで、今回は厳しいかなと思ってますけど、食事でも隣が話せないほど遠いわけではないので話してますし、基本的には練習でコミュニケーションを取るようにはしてると思います」とのことで、練習中にいかにコミュニケーションを取れるかが今回の大きなポイントになりそうです。

全員でランニング。昨日よりは天気も良さげ。

幼なじみの南野拓実&室屋成

笑顔あふれる鎌田大地

「代表でしっかり要求されることをこのチームではやらないとダメだと思いますし、ブンデスリーガで1年間去年プレーできたので、こっちの欧州の選手、アフリカの選手ともプレーしているし、どこがっていうのは分かりづらいですけど、全体的に成長はできていると思うので、プレーでしっかり成長しているところを見せていかないとダメかなと思います」

「1トップは背負うのもそうだし、基本的にストライカーみたいに得点が取れるタイプではないと思うので、今クラブで10番、トップ下っていうふうになっていますけど、僕の感覚と監督の要求していることは、もちろん攻撃では10番ですけど、守備はほとんどインサイドハーフで前から後ろまで追わないとダメだし、僕のイメージは10番をやっていますけど、ほとんど8番だったり、6番だったり、ほぼボランチっていうイメージでやっているので、自分が思っているプレースタイルとはなかなか、1トップというのは自分では想像がつかないというか、ストライカーの要素はあまり持ててないのかなと思います」

 

南野拓実はリバプール加入から初めての代表活動

「自分は移籍してから高いレベルで高いレベルの選手たちとトレーニングからプレーしていて、自分の試合で結果を出してこそ成長を実感できるので、今の時点ではそんなにレベルアップしてるかっていうと分からないですけど、少しでもそれを証明するために今回の2試合で、もし試合に出れば、結果ってところで目に見える形で成長した部分っていうのを見せれればいいかなと思います」

「もちろんザルツでプレーしている時よりも1試合1試合の注目度だったり、試合のレベルの高さっていうのは感じますし、そこでプレーできる喜びっていうのを日々、感じながらプレーしてますね。そこの変化はあるかな。自分自身もそういう舞台でプレーすることを目標に欧州に来たし、なので自分としては今、充実した日々を過ごせていて、それで満足するんじゃなくて、だからこそ、注目される中でしっかり結果を残してまた認めさせたいというか。ただ、チームでも自分の居場所っていうのをしっかり確保していきたいなっていうふうに思ってます」

 

ロンドの中でボールを奪いに行く遠藤航。久保建英はボール回しの練習でも”ウマフサ”か。

安西幸輝も元気いっぱい。カメルーン戦は左サイドバックのファーストチョイスか。

権田修一は走りながら原口元気とコミュニケーション

権田修一:もっと日本のゴールキーパーというのはこれだけできるんだよ、という地位を上げていかなきゃいけない

・ポルティモネンセで背番号57番の理由(質問:舩木渉

今シーズンの状況は、まあ、どこからどう見てもいい状況ではないですね。昨シーズン、ああいうふうに終盤、半分ぐらい試合に使ってもらって、監督は代わらずに今年僕よりも若い選手が試合に出ている状況なので。自分にとっては、それを直接監督に説明を求めているわけではないので、どういう状況なのかはわからないですけど、僕にとってはとにかく自分のやることをやるだけだなと思いながらやっていますが、状況的にはよくないのはみなさんも感じていると思います。

僕自身もとりあえずヨーロッパの市場が昨日かな、ポルガルが昨日までだったので、昨日で一回締まってしまったので、これから先、日本は今月いっぱいですかね、空いていますけど、ちょっといろいろなことを考えながら、何が一番いまの自分にとってベストの状況なのか、というのは考えなきゃいけないと思っています。

背番号の件ですけど、息子の誕生日が5月7日で、たまたま16番を希望した選手がいたので。その選手が16番をつけてもいいと聞いてきたので、僕も16番にはそこまでこだわりが強かったわけではなくて、もともと20番がよくて空いていなくて、どうしようかなと思って16番が空いていた、というぐらいだったので。息子の誕生日の番号に変えただけなので、別に移籍を希望して番号を大きくしたとか、そういうのではないです。

以後、筆者が質問

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