サッカーの羅針盤

【赤黄の道標】米本拓司:タイトルの可能性をつなぐために”オセロ”の流れを断ち切る

名古屋グランパスはセレッソ大阪と対戦します。

ガンバ大阪が未消化分の試合でサガン鳥栖に勝利したことで5位になっていますが、浦和レッズに続いてセレッソ大阪を叩ければ連勝で波に乗って行ける可能性が大きくなります。

最近はSNSで勝ったり負けたりクリ消している名古屋をオセロに例える声があり、選手たちにも情報は入っているようです。

ボランチの米本拓司はその現場を認めながらも「次はそうならないように連勝したい」と語りました。

ただ、セレッソは守備の堅さに定評のあるチーム。名古屋も20試合で20失点と川崎の次に失点が少ないですが、相手の攻撃に気をつけながら点をしっかり取り切ることも求められて来ます。

7月に行われた第4節の試合ではセットプレーからマテウスのクロスがオウンゴールを誘って先制すると、後半に稲垣祥のボール奪取からショートカウンターを決めて2−0の勝利を飾っています。

もちろん名古屋らしいドリブルに連動性のあるランニングを織り交ぜた崩しから得点できれば理想ですが、セットプレーは1つのポイントになりそうです。

「いいキッカーがいるので、そこに走り込んだらボールが来る」と米本。もちろんパターンは前日の練習で確認して変えているようですが、試合を通しての集中力が求められる試合になることは間違いありません。

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