サッカーの羅針盤

【フクロウの時報】ゴールを決めに、進藤亮佑が帰ってきた!

アウェイでの川崎戦に勝利したあと、北海道コンサドーレ札幌は札幌に戻り、1日のオフをはさんでFC東京戦への準備を始めた。

 

練習が終わったあと、進藤亮佑が取材陣に呼ばれたとき、チームのみんなから(川崎戦に出てなかった)進藤じゃないだろうという声があがったとか(笑)。

進藤はトレーニングマッチで足首を痛め、ここ1ヶ月間、別メニュー調整をし戦列を離れていたのだ。

 

進藤はZOOM取材にスタンバイするなり、ここに出てるのが参加者ですか、と報道陣をチェック。

3問ほどの代表質問が終わって、広報が「他に質問がないようなので、これで終わります」と言い終わらないうちに、

進藤は、絶対あるって。みんな恥ずかしがらないでと、知っている記者を名指して進藤自らが「何かありますか?」と質問を待った。

締めにかかる広報を遮り、次は、〇〇さんいってみようか、と続けて質問を促す。

 

この粘り強く前へ出る姿勢は進藤の持ち味の一つだ。

昨シーズン6得点2アシストを記録した進藤。今シーズンは9月の鳥栖戦でアシストを記録したのみだが、相手の縦パスをヘディングで跳ね返したボールが駒井に繋がり、スーパーゴールをお膳立てしたプレーはスペクタクルだった。

それでもセットプレーのヘディングはもちろん、流れからでも攻め上がるスタイルの彼からするとゴールがないのは物足りないのだろう。

「進藤」を忘れないように得点でアピールしたいと、残り7試合に向けての決意を表明した。

オンオフで存在感を際立たせる進藤。

有言実行でゴールという目に見える結果を出し、チームを引っ張っていけるか。

まずはFC東京相手に、攻守に渡る奮闘をベースに得点に絡むプレーで存在感を示すことができるか注目だ。

 

以下、進藤選手の質疑応答の模様をお届けします。

 

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