【代表通信】パナマ戦フル出場。欧州で挑戦する三好康児の中にも確かに残るJリーグの経験:シャドーは札幌でのイメージがある
(試合写真 ©️JFA)
10月の2試合では出番の無かった三好康児ですが、パナマ戦で先発フル出場。所属のアントワープとはポジションも戦術も異なる中で、周囲との連携に苦労する時間帯があり、後半チームの流れがよくなる中で、決定機を外してしまうなど悔しいシーンはあったものの、収穫と課題をたくさん得た試合になったようです。
現在ベルギーで成長を続けていますが、やはり川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスと環境を変えながらJリーグでやって来た経験は日本代表でも生きているようです。特に3ー4ー2ー1のシャドーは札幌時代のメインポジション。もともと得意としていた場所で、いきなり自分の価値を証明するチャンスでもありました。
それだけにビッグチャンスに決めきれなかったことが最大の反省材料として残る試合でもありました。
「コパのときにA代表の舞台には立たせてもらいましたけど、こういった、いろんな選手がいるなかで、ヨーロッパの舞台でやらせてもらうのは初めてなので、そこに懸ける思いは強かったですし、この舞台で自分のパフォーマンスを出すことが、この先に繋がっていくと思って、気持ちを持って試合に臨みました」
南野拓実、久保建英との関係については「感覚の部分で、ボールを持ったときに、どういった狙いを持っているかは分かりやすい選手というか、自分も似ている部分は感じているので、そういった連係が取りやすい選手が昨日は出ていたと思うので、ただ、そこを結果で示したかった」と語ります。
右ウィングバックに入った室屋成との連携に関しては「昨日のやり方だと自分が少し引いてボールを受けて、植田くんからボールを引き出して、成くんには高い位置を取ってもらってっていうところが効果的かなと思った」と振り返ります。
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