サッカーの羅針盤

【フクロウの時報】残る相手は広島、セレッソ、大分、浦和。結果と未来を掴む戦い 

J1リーグは、川崎フロンターレが優勝を決めた。

札幌の残り試合は、広島、セレッソ、大分、浦和という難しい相手が揃う

ミシャは残り4試合に向けて、目標をこう設定し、選手たちと共有した。

「順位的に大分、神戸を上回ること」

指揮官は、コロナの影響で通常通りにいかない今シーズンの残り4試合、集中力を欠く状況となる中、改めてチームの気持ちをひとつにした。

「目標に向かって、いつも応援してくれる方々の期待に応えていかなければいけない。残り4試合でできるだけ多くのポイントをとって、大分、神戸の順位を超えよう」

 

11月21日の清水戦で負傷した荒野拓馬は、左腓骨骨折及び左足首靭帯損傷と診断され、手術は無事に成功したが、長期離脱となる。

ミシャは荒野についてこうコメントした。

「荒野はチームの中で重要な存在。チームの中で担っていた役割は非常に重要で、荒野は人間的にも素晴らしく、彼の言葉や振る舞いでチームを常に明るくしてくれる存在。彼が長期離脱しなければいけないことは、チームにとって、監督にとって、非常に痛い。彼のケガが早く治ってチームに合流することを願っている」

ボランチから前線の“ゼロトップ”までハイレベルにこなす荒野は、ハードワークをベースとした守備と年々、質を高めている動き出しを多くの試合で発揮し、連動したアタッキングフットボールを披露する札幌の中でも違いを生み出す存在になっている。

その荒野を欠くことは間違いなく痛いが、若手を含めた選手たちの奮起が期待される時期にもなる。

今後も荒野は札幌の主力であり続けるはずだが、来季も過密日程が予想されることを考えても、オプションを増やすこと、良い競争状態を作り出していくことは大事。

 

未来につながる残り4試合。

まずは広島戦での勝負のポイントをミシャが語った。

 

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