サッカーの羅針盤

【湘南戦線】ベルマーレ浮嶋敏監督のビジョン:僕のやり方はゲームモデルの一番大事なところを渡して、あとは選手がしっかり話して作っていく

湘南ベルマーレは現在16位。この1分2敗ですが、その前には横浜FC、横浜F・マリノス、神戸と3連勝を飾るなど、内容的にそれほど負けていない中で結果が付いてこなかった前半戦から、だいぶ巻き返してきています。

その理由の1つとして浮嶋敏監督は守備が90分を通してコントロールできるようになってきたことをあげます。攻撃面ではボールを奪った後のファーストパスやボックス内で全体を揃える意識など、やはり上位チームに比べると明確な課題があるものの、16位のチームとしてはかなり高いスタンダードを見せていることも確かです。

「もちろん4試合とも全部勝って、勝ち点12得て、そしたら3つ上ぐらい行けるかもしれないので、もしそれが半分とかでも2つぐらい行けると思うので、1つ1つ勝ちを目指して戦って、1つでも、、できれば鳥栖さんより上に行きたいなというのはこのタイミングでの目標ではあります」

そう語る浮嶋監督は上位を争うガンバ大阪との試合に向けても「あんまり上位だから下位だからってのはなく、ホームもあと2試合。サポーターが観に来てくれる中で、1試合1試合、自分たちらしいゲームをやる姿を見せることが一番。相手がガンバだからというのは意識はさせていない」と語ります。

その浮嶋監督に湘南の現在地と成長の見通しを聞きました。

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