サッカーの羅針盤

【維新の風】高井和馬は日本代表を目指す:霜さんに出会って全てが変わった

レノファ山口は霜田正浩監督が今シーズン限りでの退任を発表。残すところ3試合となりましたが、9得点のイウリが家族の事情で帰国、7得点の浮田健誠が怪我で離脱となり、前線の構成が難しい状況です。

そんな中でも期待されるのは高井和馬の二桁得点と大卒ルーキーとしてザツパクサツ群馬で達成した10得点を超えるキャリアハイです。

霜田正浩監督がレノファ山口で選手たちに注いできた指導者の情熱:菊池流帆やオナイウ阿道のアジアでの奮闘を誇りに思う

霜田監督は高井のことを「ストライカー」と表現していますが、高井本人はストライカーであることにそこまでのこだわりはなく、ただゴールとアシストを合わせた数字にこだわりを見せているようです。

何れにしても高井が目指すのは目に見える結果を出してチームに勝利をもたらすこと。もともと自分が結果を出すことにフォーカスしてきた高井ですが、レノファに来て、日本代表の元技術委員長でもある霜田監督から様々なことを学ぶ中で、献身的にハードワークすることが結局こぼれ球などで自分に返ってくるという教えに感銘を受けたようです。

霜田監督が就任したシーズンの夏にやってきた高井はどう言ったことを学んで今につなげているのか。そしてここから目指すものは。契約のリリースが出ていない難しい状況ながら、聞けるところまで踏み込んで聞きました。

ーーこの前、吉濱選手に聞いた時に状況を判断してパス出すタイミングをわかってくれる、細かい動きで工夫してくれるのは高井選手が一番やってくれるみたいな話をしていました。プレーモデルありきだけれども、そこに自分の駆け引きとか細かい工夫をどう乗せて?

攻撃のプレーモデルはもちろんあるんですけど、霜さんにも自由にやっていいじゃないですけど、プレーモデルにプラス自分の持ち味を出せるサッカーをさせてもらっているので、そこはポジショニングとかもありますけど、他の選手の動きを見てん僕はやってますけど、基本的に自由にやらせてもらっているので、意識はしてますけど、上手く説明できないですね(笑)。

(残り 1430文字/全文: 2282文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ