【鹿島戦記】鹿島ユース中村幸聖監督が語る”育成鹿島”の深み:満男さんは熱意を持ってやってくれている
鹿島アントラーズというとJリーグで最も多くのタイトルを獲得している常勝軍団のイメージが強いですが、戦力のほとんどはユースや高卒、大卒の生え抜き選手です。
ここ最近は欧州移籍のサイクルも早まっていますが、今年も荒木遼太郎、染野唯月、松村優太と高体連で5本の指に入るタレントを引き入れ、厳しい競争の中で戦力化しているところはさすがと言えます。
その一方で脈々と継承されるアカデミーも小笠原満男アカデミーアドバイザーが中村幸聖監督、柳沢敦ユースコーチとともに直接指導にあたり、常にタイトルを求められるトップチームでも戦力になれる選手の育成に余念がありません。
三菱養和とのプリンスリーグ関東2020最終節を終えた後、中村幸聖監督に聞きました。
ーーリーグ戦の総括をお願いします。
新型コロナの中、リーグ戦開催できるとなって、今日も連戦って形になりましたけど、選手にはいつもどういう状況になってもそれを言い訳にするんじゃなくて、その中でいかに自分たちが成長できるように考え方を変えてやっていこうといった中で、昇降格がなくなってしまったんですけど。
優勝目指してやってきた中で3勝4分2敗とそこの目標には達成できなかったんですけど、選手たちは1年生から2年生も数多く試合にもかかわりながら成長を見れたところがあったので、それを最後のクラブユースの日本一に向けて持って行きたいなというふうに思ってます。
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