【サムライ航路】ドルトムントに大勝。シュトゥットの”デュエルマイスター”遠藤航の躍動を振り返る
ドイツ・ブンデスリーガ 第11節
ボルシア・ドルトムント 1–5 VfBシュトゥットガルト
【出場日本人選手】
VfBシュトゥットガルト:遠藤航(フル出場)
ホームのドルトムントは、CLでグループリーグ首位通過を決めてから中2日での一戦。ハードな日程が徐々に牙をむき始めた。リーグ戦10得点の主砲ハーランドの他にも、ムニエ、アザール、シュメルツァーなどが負傷離脱。この試合で先発したアカンジも、直前まで負傷の情報があった。負傷者の影響もあってか、リーグ戦でも直近2試合で勝利が無い中で、好調のチームを相手に迎えることになった。システムは前節から引き続き3バックを採用。ロイスを偽9番として起用し、チャンスメークを狙う。
一方のシュトゥットガルトは、前節のブレーメン戦で勝利。ワマンギトゥカの議論を呼ぶプレーもあったが、ひとまずはバイエルン相手の敗戦から立ち直った。しかし、ここまでのシーズンを通して見ると、前半に主導権を握ったのちに、後半にパフォーマンスが低下して勝ち点を取りこぼす試合が目立つ。試合を通して高いクオリティーを維持することは課題の一つだろう。シュトゥットガルトでは、攻守の要として欠かすことのできない選手となった遠藤航は、この日も先発出場。おなじみのマンガラとのダブルボランチで大一番に臨む。
多くの時間帯で試合の主導権を握っていたのはシュトゥットガルトだった。
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