【進化する新加入リスト】川崎フロンターレ編:ジョアン・シミッチが川崎でさらに輝く可能性は大 1/20最新版
Jリーグは来シーズンに向けて着々と移籍が動いています。移籍期限ギリギリまで更新していきます。同じ選手の情報も追加されていくかもしれないので、1日1クリックな感じでチェックして行ってください。
【川崎フロンターレ編】
遠野大弥 (←アビスパ福岡) FW 2021/1/4 レンタルバック
ほんの1年ちょっと前まで、本田技研の工場で働きながらサッカーをしていた選手は川崎に加入後、すぐに期限付き移籍したアビスパ福岡で飛躍てきな成長を遂げて、いよいよ川崎での挑戦がスタートする。
・Honda FC
高校時代、直接取材する機会はなかったが、目を引くプレーはしていた。サッカーどころ静岡県の藤枝明誠高で藤本 一輝(鹿屋体育大から大分内定)らと強力なアタッカー陣を形成して選手権にも出場した。しかし、Jリーグからの誘いは一切ない中で、大学ではなくJFLのHonda FCを選択。そこで社会人としての姿勢と選手としての経験を同時に積んだ。
JFLのHondaも1年目からいきなり大活躍できていた訳ではない。出場試合、時間とともにゴール数も4、5、9と伸ばして2019シーズンの得点王に輝いた。そして遠野の名前を全国に知らしめたのが天皇杯だった。
札幌、徳島、浦和と「ジャイアントキリング」を果たしたHonda FC。その主役の一人が遠野だった。
2回戦ではコンサドーレ札幌を相手にPKを含む2得点を記録した。
思い切りの良いシュートでPKを決めると、後ろからのロングボールに裏へと飛び出し、最後はループシュートでGKの頭上を破った。
4−2で勝利したHonda FCと遠野大弥の進撃は止まらなかった。3回戦でJ2屈指の強豪となっていた徳島ヴォルティスに挑み、2−0と勝利したのだ。そこで遠野は鮮やかな追加点を決めた。
CKのセカンドボールをミドルレンジで呼び込むと、左足の強烈なダイレクトシュートを叩き込んだのだ。遠野は右利きの選手だが、シュートに関しては左右ともに強く正確に打つことができる。そのスペシャリティはJ2の舞台でも猛威を振るうことになる。
(残り 6395文字/全文: 7375文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ