サッカーの羅針盤

【維新の風】[鹿児島合宿]関憲太郎は恩師のもとで向上心を示し続ける:そういう部分が無くなってしまったら、もうやらない方がいい

関憲太郎は2008年からベガルタ仙台に所属し、途中で期限付き移籍した横浜FCで大きく成長し、その後8年間、ベガルタ仙台で仲間のGKとしのぎを削ってきました。その中で6シーズン一緒にやった渡邉晋監督とも新天地で再会ということで「心強い存在」と語ります。

思い出すのは日本代表に定着したシュミット・ダニエルが「自分より小さいキーパーの動きを参考にしている」という言葉。関憲太郎と言うと178cmのサイズがどうしても話題になりますが、そうしたハンディを感じさせないステップワークと瞬時にボールを捉える動作を生かしたセービングは現在ベルギーで活躍する代表GKにとっても指標であったようです。

レノファは関憲太郎の他に横浜F・マリノスから期限付きで加入した寺門陸や浦和レッズから来た石井僚、怪我でリハビリ中の山田元気、これまではGKの中で年長者だった吉満大介と言う5人体制。吉満、山田、ガンバ大阪に復帰した林瑞輝の3人だった昨シーズンとは様変わりしています。その中で関憲太郎に求められるのは指標としての意味合いもありますが、何より貪欲にポジションをつかみ、守っていく姿勢こそが結果として確かな指標になることも間違いないでしょう。

関憲太郎に聞く

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