【サムライ航路】ボール奪取だけではない。遠藤航の研ぎ澄まされる攻撃性能
ドイツ・ブンデスリーガ 第21節
VfBシュトゥットガルト 1-1 ヘルタ・ベルリン
【出場日本人選手】
シュトゥットガルト:遠藤航(フル出場)
シュトゥットガルトは第20節の時点で10位。昇格組として健闘しているが、年明け以降はリーグ7戦2勝とやや失速気味だ。前節のレヴァークーゼン戦では5失点の大敗を喫し、さらにゴンサレスが再び負傷で離脱。一方で、ここまで出番に恵まれなかったトミーが2アシストの活躍を見せるなど、ポジティブな面もあった。今節では、主力CBのケンプフが体調不良で欠場。メンバー編成に苦しい面はあるが、突出した存在になりつつあるワマンギトゥカ、先発の座をつかんだトミーらの活躍が期待される。
遠藤は依然として、動き出しの早さとフィジカルの成長が目立つことに加え、ボール回収とパスセンスの良さで攻撃の起点になれる選手として、ブンデス屈指のプレイヤーとして評価されている。しかし、遠藤にボールが集まりやすくなったために、厳しいプレスにさらされるシーンも増えた。失点につながるロストの危険が高まっているが、相手を釣り出して攻撃につなげるチャンスもある。前節から任されているキャプテンマークに相応しい活躍はできるだろうか。
(残り 1600文字/全文: 2108文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ