【増川隆洋】名古屋や札幌、福岡、京都の思い出を語る
増川隆洋選手が現役引退を発表し、京都サンガ主催の記者会見に応じました。
アビスパ福岡で現役キャリアをスタートさせた増川隆洋は名古屋グランパスで田中マルクス闘莉王、楢崎正剛と鉄壁のディフェンスを築き、２０１０シーズンには悲願のリーグ優勝に大きく貢献。その年のベストイレブンにも選ばれました。
名古屋でリーグ戦２４０試合に出場した増川はその後、神戸、札幌でプレー。２０１６シーズンには札幌のＪ１昇格を力強く支えました。京都でも加入した２０１８年には主力の一人として奮闘しましたが、２０１９年は怪我に泣かされて出場記録の無いまま契約を満了。所属先を探すも、コロナ禍で思うようにコンディションが維持できない流れて引退の決意に至ったということです。
増川選手、長い現役生活お疲れ様でした。そして闘志あふれるプレーを見せてくれてありがとうございます。
現在は福岡を拠点に福祉関係の事業をしているそうですが、指導者としてもやっていきたいとのこと。今後の活躍を心より願っています。
公開版【増川隆洋】鉄壁の大型センターバック現役引退とこれから
・引退を決めた後の報告
なかなか疎遠だった人からも連絡いただいて、お疲れ様、ありがとうという言葉をいただいたこともあります。そういうふうに思っていただけたらこちらとしても嬉しくて、感謝でいっぱいですね。
・京都の２年間
僕としても怪我が多かったのでシーズンうまく入れず、そんな中でも試合に使っていただきましたが、チームの成績という部分で貢献できず、２年目は試合に出場することすらできなかったので、そういう意味では辛いというか申し訳ない気持ちが大きくて。でも名古屋で一緒にやっていたスタッフが多かったので、一緒にやってて嬉しい気持ちもありました。名古屋時代を思い出すような関係で時間を過ごすことができたので、そういう意味ではいい時間だったと思います。
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