サッカーの羅針盤

【砂岩の魂】2ゴールの山下敬大:メンバーに入っていない選手の分まで背負った

©️SAGAN TOSU

サガン鳥栖はホームの駅スタで浦和レッズに2−0で勝利。後半に2得点をもたらしたのが新加入のFW山下敬大です。

レノファ山口、ジェフ千葉とJ2で経験を積んできたストライカーはJ1初挑戦ながら10得点10アシストを目標に掲げています。湘南との開幕戦で結果を出すことはできませんでしたが、ホーム開幕戦で名刺代わりの2ゴール。まだまだ課題が多いと自覚しながらも手応えは得ているはずです。

鳥栖はアフリカ人のFW二人も合流できておらず、絶対的なエースと呼べる存在が現時点ではいない中で、前線もハイレベルな競争をトレーニングから繰り広げているようです。結果的に浦和戦ではベンチに入れなかったメンバーの分まで背負う山下は強い責任感で試合に臨んでいました。

1点目は鳥栖が浦和陣内に押し込んだ状態で、右サイドからクロスが流れたボールを左アウトサイドで中野伸哉が広い、インサイドでパスを受けた本田風智が小泉佳穂と明本考浩の間をドリブルで破り、林大地をマークしていた宇賀神友弥のタックルより前に右足でシュートを放つと、西川周作がワンハンドで止めるも、こぼれ球にすぐ反応して左足で蹴り込みました。

(残り 712文字/全文: 1262文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ