サッカーの羅針盤

【越後の飛翔】[アルビレックス新潟]ビルドアップの基本メカニズムを解説!

アルビレックス新潟はここまで開幕2連勝。5得点1失点と好調です。前節の長崎戦は本間至恩の退場(2枚目警告)という状況で苦しい終盤になりましたが、それでも逃げ切って何的に勝利しています。

新潟と言えばアルベルト監督が植え付けた良質なパスワークです。昨シーズンの今頃は手探りなところもあり、基本的なビルドアップでのイージーなミスも観られましたが、バランスの取れたポジショニングで幅を取りながら、相手を揺さぶって前にスペースを作って使うという基本設計をかなり構築してきていることが見て取れます。

今回は長崎戦で用いた4ー2ー3ー1からメカニズムの象徴的な一例を紹介します。ここで前置きしたいのは新潟のビルドアップというのは決してワンパターンではなく、相手との関係や試合の流れ、ボールのスタート位置でも変わってくるということ。あくまで仕組みの考え方として解釈してください。

 

長崎は3ー4ー2ー1で、新潟のボール状況により左右ウィングバックが落ちて、5バック気味に引き込む形になることも多いシステムです。

(残り 989文字/全文: 1439文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ