サッカーの羅針盤

【維新の風】熱弁!新潟戦に向けた渡邉晋監督のビジョン

レノファ山口は維新みらいふスタジアムに首位のアルビレックス新潟を迎えます。

ここまで1分1敗のレノファ、J1のベガルタ仙台を6シーズン率いた渡邉晋監督が当時とかなりマネージメントを変えていると言う狙いがどこにあるのか。「維新は勝つ場所」と強調しながらも、成長の初期段階にある中で、新潟戦でどう言うところをポイントに戦うのか。

熱弁をお届けします。

 

・2試合を終えての現在地

もちろん、我々はプロなので勝ち負けで評価されるし、評価されるべきだと思います。でも相手があることなので、全部が全部勝てるものではない。ものすごくいいプレーをしていても、それが勝利につながらないこともサッカーはたくさんあるんですよね。

そこで我々が見せなければいけないことは何かというと、目の前の90分にどれだけエネルギーを注げているか。その姿が大事で、そういうものを考えるともちろん、何でもかんでもただ一所懸命走っていればいいとか、そういうことだけではないんですけど、自分たちの狙いを見定めて、それをどう表現しようか考えて行く。

その意味で、この2試合は我々のいろんな姿を皆さんにお見せしているのかなと思います。前節を振り返れば拙い失点もしましたし、入りも悪かった。でも、そこからしっかりとファイティングポーズを取り直して戦う姿を見せたので。今後を考えればただでは倒れないぞというのを示すことも大事だったと思います。

もちろん、全然何か完成した物なんてなくて、永遠に完成しないと思いますけど、まだまだです。まだまだなんですけど、我々の表現しようとしているものをやろうとしている姿は見せていると思います。

・新潟戦

開幕戦の後に、会見でも申し上げたように、新しいクラブに来て私自身もマネージメントの仕方で、今までとだいぶ変えてきたものがあります。コアメンバーというか、こういうグループで戦っていくだろうと。そこでやれる量と質を増やしていって、そこにどいどれぐらい関われる選手が出て来るかというチーム作りを今している。

(残り 2325文字/全文: 3166文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ