【代表通信】川辺駿は広島&磐田での経験を代表のピッチにぶつける:戦うところを出したい
日本代表に初選出された川辺駿は「自分の中では時間がかかった」と語りながらも広島、磐田の経験を胸に自分の特長を国際舞台で発揮していくことをイメージしているようです。合宿初日の声をお届けします。
川辺駿
選ばれている選手、出ている選手を見ると本当に戦うことが大事。それは代表じゃなくても大事ですけど、より大事に。自分もそこは成長した部分。ピッチに立つまでもそこをアピールして、ピッチに立ったら戦うところを出したい。
ーーここまでの道のりを振り返ってください。
広島でトップに上がりましたけど、森保さんが監督で上げてもらいましたけど、チャンスももらえた中でうまく生かせず、ホントに力が足りなくて、試合にもどんどん出れなくなっていったので、自分としては環境を変えなきゃいけないと思ってジュビロへ行って、名波さんとかいろんな人とやって成長できました。それを広島に帰って表現できたことが代表につながっている、成長したからこそ今がある。
ーージュビロ磐田のサポーターが広島に戻ってからも”パヤオ”と呼んで応援し続けている人が多いようです。今回も代表選出を所属選手のことのように喜んでいる声が多いですが、そうした人たちの思いも背負って?
3年間という短い時間でしたけど、本当に濃い時間を過ごした。ジュビロでの3年間がなかったらA代表になってないし、J1でプレーすることさえ難しかった。レンタルで出してくれた広島に感謝してます。
ーー佐々木翔選手の凄さというのは一緒にやっていてこそ分かる部分が多いと思いますが、川辺選手から見て?
広島でずっと一緒にプレーしてますけど、ホントにJリーグの中だったら一番強いんじゃないかっていうくらい、対人の強さとかヘディングの強さは感じてます。そしてリーダーシップを発揮して、まとめてくれてる。僕は頼ってばっかりというか・・・リーグ戦でも背中を見て付いていく感じです(笑)。
・広島のサポーターへ
本当に自分だけの力じゃない、皆さんの声援があって選ばれた。まずは広島を代表して頑張りたい。日本代表となるとたくさんの方が観てくれるとと思うので、そういう方たちにも戦ってる姿を見せたい。チームが結果を出さないといけないので、そこのプレーを観てもらえたら。
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