【トス研】第2回(vsアビスパ福岡):本田風智の打開と引いた相手に対する課題
分析・河治銀河
因縁の九州ダービーは戦術的な見所も多かった。終盤と一部の時間帯をのぞき、ほぼサガン鳥栖が、その中での課題が観られた試合にもなった。
スコアレスドローに終わった「九州ダービー」だが、67分には試合が動くかに見えたシーンがあった。鳥栖の攻撃が続く中、福岡は選手交代による打開を図ろうとしていた。右サイドでのスローインからの再開後、中央を経由して一度左サイドの小屋松に開く。
小屋松にサロモンソンと吉岡が素早く寄せると、小屋松はインサイドの仙頭に出すが、これが中央に流れて島川が回収。島川にはカウエが寄せ、エリア内ではグローリがミドルシュートを警戒してコースを塞ぐ。島川は再び右サイドを使うべく、飯野に浮き球のボールを送る。飯野は田邉が寄せてきていたこともあり、ワンタッチのボレーでエリア内へのクロスを上げた。
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