【アビ研】[福岡vs札幌]重廣のスプリントが生んだ反撃のチャンス
アビスパ福岡は、試合を通して堅固な守備を見せたものの、アンデルソン・ロペスのヘッドと福森のミドルシュートで失点し、勝ち点を奪うことが出来なかった。しかし、試合の内容そのものは五分と言ってよい展開であり、特に終盤にかけての攻撃は、ゴールを割れずとも札幌の守備を崩した形もあった。今回はその中から、70分の重廣のシュートシーンを採り上げたい。
分析・河治銀河
70分 重廣のスプリントから反撃のチャンスを作る福岡
追加点を狙って積極的なプレスを掛ける札幌に対し、福岡は左右を広く使ったビルドアップからチャンスを窺う。右サイドから札幌のプレスをかいくぐるように重廣、石津のパスでセンターサークル付近の前につなぐと、前は長いパスを左サイドの志知に送った。このとき、札幌の守備が右サイドに寄り、かつ全体的に高い位置でのプレスに行っていたこともあって、左サイド、そしてバイタルエリアに広くスペースが生じていた。
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