サッカーの羅針盤

【鹿島戦記】相馬直樹監督:もう一度強いアントラーズを取り戻す、さらには前に進んでいくために

鹿島アントラーズはアントニオ・カルロス・ザーゴ監督を解任し、相馬直樹コーチが監督に就任しました。

相馬直樹監督の会見をまとめました。

ちゃんと言葉が出てこないな。ホントにこういう状況になった中で、監督に昇格って形だと思いますけど、この状況になったこと、私も中にいたコーチとして非常に責任っていうものも感じています。ただ、止まっていられるわけではないので、もう一度強いアントラーズを取り戻す、さらには前に進んでいくためにはということで、話をしていただいた中で、非常に重い責任だと思ってますけど、自分がこの鹿島を、大事に思ってるクラブを前に進めるために力になれればなと思ってます。全然整理できてなくてすみません。

・引き継ぎ

色んなことがもろもろバタバタした中で、結局その中で人数が揃ってない部分も当然ありますし、いろんな形の中で新たにスタートするうえで1日でも時間がほしい、それは本来なら昨日だったかもしれないですけど、今日こういう天候になりましたけど、選手たちが非常に前向きに取り組んでくれた、次に向かってスタートを切れてってところかなと思っています。

・強いアントラーズのカギ

サッカーだったり戦術だったり、色んなことも当然ありますけど、もう一度、我々がチャレンジャーだ、常勝と言っていただく今、そういうクラブなんですけど、やはり今、我々は今時点で15位ということもそうで、ただ我々がチャンピオンであったり、輝くものに全てが足りないとは思ってないですけど。現実として今、そういう状況であることはしっかり見つめないといけない。

それを受け入れてチャレンジャーとして戦わないといけないと思いますし、そのためにもみんなの力を1つに終結させる、それはピッチで表れてくるものだが、その前に選手スタッフサポ、1つになって上のチームに立ち向かってくってことをやってかなきゃいけないと思います。

・徳島戦

ホントに準備ができる状況ではないので、今まず見つめなければいけない課題を取り組まないといけないが、まず一番はこうやって激震、それはもうコロナもそうですけど、監督交代ってことが起きた中で、そのエネルギーをピッチで戦うために1つの方向でファイトする準備をしっかりしないといけないと思います。

・サッカーのやり方

踏襲する部分も当然、2回しかトレーニングもできませんし、いい部分を残しながら、勝てなくなったところはチームが1つになって戦うことを表現しないといけないと思っています。

・重い責任

私もこれで監督は何度目かで、色んなところでやってますけど、やはり終わりが来るので、そういう仕事だと思いますし、決してそれは怖いといったプレッシャーでは決してない。ただ、非常に伝統のある実績のあるクラブですし、そういったところはやはり特別なクラブ、そこを率いることに対して自分が強い信念と覚悟を持ってやらなければいけないと思っています。

・チームの課題を

みなさんも感じられてる部分は沢山あると思うが、当然点も取らなきゃいけないし、もっと守らなきゃいけないし、自分たちのボールを持った部分も増やさないといけない。一番最初から話しているが枝葉より軸になる部分がしっかりと入るようにしていかないといけない。ただチームは生き物なので、勝ちがほしい。そのためにやらなきゃいけないことは内緒にさせていただきたい。

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