サッカーの羅針盤

【砂岩の魂】ガンバ戦で飯野七聖が経験した「全部吸い込まれて行く感じ」とは?

サガン鳥栖はホームでガンバ大阪と対戦し、後半に宇佐美貴史に先制ゴールを決められて、追いつくことができずに0−1の敗戦を喫しました。あらためて明確な課題として突き付けられたのが、引いた相手からゴールを奪えないことです。

これには色んな要因があると思いますが、1つはサイドを突いてクロスを上げてもゴール前で跳ね返されるシーンが多くなってしまうことです。右サイドバックの飯野七聖は相手が前からプレッシャーをかけてきていた前半はアーリー気味に、後半はより深い位置からクロスを狙えるシーンもありましたが、三浦弦太、昌子源という代表経験の豊富なセンターバックを越えることができませんでした。

そこで見えてきたものとは?

 

飯野七聖

前半は自分たちが準備してきたプランよりも、さらに相手が前からきていたので、けっこう前に蹴るシーンが多くなってたと思うんですけど、後半は相手のプレスも少し強度が落ちてきて、自分たちがいつも通りボールを握れて前進できたかなという印象です。

後半みたいに高い位置で相手を押し込んで自分たちがボールを握る時間が長くなった中で、ここまでの戦いを見ると引かれた相手に点が取れないというのは最後の質に尽きると思います。

(残り 899文字/全文: 1411文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ