サッカーの羅針盤

【代表通信】練習試合で決勝点。名古屋グランパスのトップにもいないFW貴田遼河の魅力

森山佳郎監督が率いるUー17日本代表は日間のキャンプを終えました。3日目の夕方には明海大と45分×3本の練習試合が行われ、3本目に梶浦勇輝(FC東京U-18)のスルーパスから抜け出したFW貴田遼河(名古屋グランパスU-18)が決勝ゴールを決めました。

2005年生まれで、今回の代表でも1つ歳下ですが、2年後のUー20W杯を目指すUー18日本代表に選ばれれば”飛び級”選出と言うことになります。

育成年代に詳しい人は名前を聞いたことがあるかもしれません。実は高円宮杯U−15で準決勝に勝ち進み、優勝したサガン鳥栖U−15を相手にPK戦まで持ち込んだ多摩FCジュニアユースのエースで、高校からグランパスのアカデミーに加入した選手です。

その名古屋ユースでスタメンを勝ち取っている訳ではないですが、森山監督は才能に太鼓判を押します。その期待通り、今回は大学生を相手に決勝ゴールをもたらした貴田遼河とは一体どう言う選手なのでしょうか。

 

貴田遼河(名古屋グランパスU−18)

 

絶対点とってやるという気持ちで入って、チームメートともコミュニケーションを取って、いざやってみたら大学生が相手で体が今の自分とは全然違って難しい部分もあったんですけど、森山さんにオフの動きを指導してもらって、この3日間で成長できたので、それを生かして点が取れて良かったです。

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