サッカーの羅針盤

【ジェフ千葉】”影の立役者”新井章太の地味にすごいこだわり「あれを弾いたら僕がピッチに立ってる意味がない」

ジェフ 市原・千葉はレノファ山口に1−0で勝利し、勝ち点を15に伸ばしました。前半からレノファにボールを握られる時間が長くなりながらも粘り強く守り、3バックの左右を起点としたサイドアタックでチャンスを作り、その1つが船山貴之のゴールになりました。

厳しい時間帯もありましたが、90分を通してみればジェフが要所をものにするところで上回り、リードしてからの守備でも完全な決定機はなかなか作らせませんでした。しかし、後半アディショナルタイムに河野孝汰のスルーパスから高井和馬が倒れながら放ったシュートがジェフのゴールを脅かしました。

そこに立ちはだかったのがジェフの守護神である新井翔太です。冷静に構えながらグラウンダーの弾道を見極めて、左に倒れながらショートバウンド気味で処理の難しいボールを両手に収めました。ゴール前ではレノファの選手たちが反応しており、少しでも前にこぼせば押し込まれて土壇場での同点劇になっていたでしょう。まさしく彼のこだわりが導いた勝利でした。

新井章太に聞きました。

(残り 959文字/全文: 1398文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ