サッカーの羅針盤

【維新の風】帰ってきた生粋のストライカー草野侑己の”インザーギ・マインド”:FWは図太くゴールだけを目指すポジション

草野侑己が第8節の群馬戦から約2ヶ月半ぶりに復帰し、甲府戦、大宮戦と終盤に投入されました。「雰囲気とか、ゲームの疲労感とかは久しぶりだった」と語った草野ですが、本来エースストライカーとして期待される中での離脱はかなり悔しかったでしょう。

「割と早い段階で怪我してしまったので、正直チームに全然貢献できてない。復帰したら少しでも早く出て貢献したいと思っていたので、残りの試合全部出て貢献したい。コンディションは問題ないので、監督が使ってくれればいつでもいける」

完全復活を心待ちにするファンサポーターも多いと思いますが、離脱中にチームはシステムも配置も変わっており、現状、草野が起用されているのはシャドーのポジション。「僕は1トップ以外考えていない。それ以外できない。はっきり言って他にやりたくない。ゴールが遠くなるのでシャドーは嫌いと素直に語りながらも、渡邉晋監督の求めるポジションや役割を受け入れて、改善していくことを考えているようです。

ただ、何れにしても草野が問題に感じているのはFW陣に最近得点がない」ということです。FWへの期待とか不満とか色々ある。そう言ったところを僕が点とって変えていきたい」と言うように、開幕戦から主力として重用されたストライカーが本来の期待通りに結果を出し続けることで、また監督が最適解を探っていく好機になるかもしれません。

「今年最初に掲げたのが最低でも二桁。今2ゴール。最低でも8。15点ぐらいいきたい。ただの口だけ野郎にならないようにプレーで証明したい」

そう宣言する草野ですが、怪我での離脱がなければ今頃、得点王ランキングの上位にいるべき選手でもあります。ここから後半戦に向けての展望を聞きました。

 

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