サッカーの羅針盤

【維新の風】レノファがJ1昇格レベルに上がるために。渡邉晋監督の現状認識【後編】ACLから感じたレノファに必要なこと

前編】から続き

ーーそういった判断と狙いの強かさというところは時間軸を含めて考えることが大事になってくると思いますけど、基本強度を考えると、やっぱりレノファがJ1昇格、定着まで考えるとベースも上げていかないといけない。そこがセットだと思いますけど、強度を上げればミスも出やすくなるし、ミスが増えるとメンタル的にあれってなって来る。それでも間違ってないと引き上げていく。F1でもボディを良くするとエンジンが合わないとか、ここは単純に行かないところでもあって、そこの難しさとやりがいをどう考えていますか?

もう強度は間違いなくもっと上げないといけないです。まだまだ我々はJ2の中でも低いし、例えば数字を見てもタックルの数、成功率はリーグで下から2番目だったり、いわゆるデュエルも勝ちきれない試合が多いです。ここは間違いなく上げなきゃいけない。

それを上げる作業は日々のトレーニングでやり込むしかないんですよね。その日々のトレーニングでコントロールしている場合ではないので、そこは100%、120%で毎日やろうよと促す環境にしていかないといけない。そこは残念ながら、まだまだあるので、残りの半年で何としてでも上げないといけないところだと思います。

そこを身に付けた上で、今はここまで行かなくていいんじゃないという判断になって来るので。そこまでは自分たちの強度を上げながら判断をやっていきましょうというのが望ましいかなと思います。

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