サッカーの羅針盤

【J2箱推し宣言!】J1昇格争いに大きく影響する中断前の最終戦の見どころ②:磐田vs山形

J2は前節でシーズンの折り返しとなりましたが、今週末は東京五輪による中断前のラストゲームとなります。

それぞれのクラブにとって大事な意味のある節ですが、特に昇格争いに両者が絡む京都vs新潟、磐田vs山形は好ゲームが期待されると同時に、結果が今後の昇格争いにも大きく影響しうるJ2のビッグゲーム×2と言えます。

磐田vs山形

首位のジュビロ磐田とピーター・クモフスキー監督が就任してから9試合負けなしという6位の山形。両者の勝ち点3は9ですが、3位以下のチームでは今最も勢いのある山形をここで磐田が止められるかは他会場で直接対決する2位の京都、3位の新潟の今後にも関わってくる試合です。

石丸監督の交代後に佐藤尽コーチが暫定監督として4試合率いて主に守備面を整備してクラモフスキー監督に引き継がれましたが、前体制から最も変化しているのは縦に向かうアグレッシブさと攻守の切り替えのメリハリのところです。もともと山形のポテンシャルは高く、局面の勝負では優位に立つことも多かったですが、何となくボールの保持はしているものの、やるべきことがはっきりしていなかったというのが外からの印象でした。

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