サッカーの羅針盤

【無料記事】鳥栖から清水に移籍。松岡大起コメント

松岡大起選手がサガン鳥栖から清水エスパルスに完全移籍することになりました。アカデミーの象徴的な存在であり、多くの鳥栖サポーターは将来的に巣立って行く心の準備はしていたはずですが、やはり同じJ1の清水に移籍というのは少なくない移籍金が入ってくると分かっても、胸が痛むところでしょう。

クラブからリリースされた公式コメントを紹介します(原文ママ)。

海外で活躍する為、自分の夢を叶える為、更に自分自身を奮い立たせ、新たな環境で プレーしたいという強い想いが、常に頭の中にあり続けました」の真意はこれから確かめて行くしかありませんが、当サイトでも引き続き、日本代表の主力になりうる松岡大起に注目していきたいと思います。

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こんにちは。松岡大起です。
いつも温かく、心強いご声援ありがとうございます。毎試合、選手
1 1 人の心の支えとなってい ます。 急ではありますが、私、松岡大起は清水エスパルスに移籍する事を報告させて頂きます。 この移籍を考え、決断に至るまで、生きてきた中で一番悩みました。 評価されているはずのポジティブな悩みなのに、毎日のルーティンをする中で、勝手に涙が出て きたり、口の中にたくさん口内炎ができたり、寝ているはずなのに、寝た気がしなかったり、目を動 かす度に眼球が痛くなったりもしました。 正直、今のサガン鳥栖なら、リーグ優勝を狙う事も出来るし、ACL を目指す事も出来ます。 シーズンが終わってからでも遅くは無いのでは?と何度も自分自身に問いかけました。 しかし、海外で活躍する為、自分の夢を叶える為、更に自分自身を奮い立たせ、新たな環境で プレーしたいという強い想いが、常に頭の中にあり続けました。 選手、監督、コーチングスタッフ、トレーナー、スポンサー、ファンサポーター、サガン鳥栖に関わ る全ての皆様と共に、J リーグ優勝や ACL を目指したかった想いはすごく強いです。それでも自 分自身の夢や目標を 1 番に考えた時、新たな環境で厳しいチャレンジしたいという気持ちが抑え られず、今回の移籍の決断に至りました。
今の自分があるのは、
12 年間もの長い間、成長を見守ってくれた「ソレッソ熊本」の皆様。そして、 サッカー選手として、1 人の人間として、ユースを合わせ 5 年間、大きく成長の機会を与えて頂 いた、サガン鳥栖関係者の皆様へは感謝しかありません。そして、どんな時でもサポートしてくれ た両親にも感謝してます。本来であれば選手、スタッフ、トレーナー、ファンサポーター、自分の 成長に関わって頂いた方、応援してくれてる全ての方に想いや御礼を 1 1 人に伝えたい所で すが、それは難しいので、この場を借りて伝えさせて頂きました。 正直、この文を読んで頂き、気持ちを理解してもらいたいのですが、すべての方に理解してもら えない事もわかります。将来、この決断を理解して頂けるよう、1 人の人間として、行動、言動で 示し、またプロサッカー選手として結果で表現していきます。 チームは変わってもサガン鳥栖は自分自身の心の中にあります。 これから先もずっと、僕は変わらずサガン鳥栖が大好きです。
また、スタジアムで会いましょう。

最後に明輝さんへ
明輝さんが居たから、今の自分があります。 どんな時も明輝さんは常に声をかけてくれました。 プレーがうまく行かず、悩んでいる時に声をかけてくださいました。 プレーにおごりがあった時も強く声をかけてくださいました。 どんな事も僕の為を思って言って頂いた言葉で、すべてが僕にとって最高の思い出です。 明輝さんは僕にとって最高の監督です。また必ず、成長した姿で会いに行きます。 本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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