サッカーの羅針盤

【代表通信】樺山諒乃介の真っ直ぐな向上心:来年にでもA代表に入れたらいい

樺山諒乃介「マリノスサポーターの方は俺が山形に移籍してからも、山形の試合に出た時にSNSでメッセージくれたり、いつでも待ってるよとか、そういう温かいコメントを今でもくれるので、マリノスサポーターがめっちゃ大好きです。山形のサポーターも温かいですけど、マリノスサポーターが大好きです」

 

横浜F・マリノスからモンテディオ山形に期限付き移籍している樺山諒乃介は現在U−20日本代表の活動に参加しています。6月1日にはマリノスとトレーニングマッチを行いました。

若手とユース主体のチームが相手でしたが、樺山は「いざやってみて、45分という少ない時間やったんですけど、全員知ってる選手だったので、やってて楽しかった」と振り返ります。

「マリノスがやってるフットボールは魅力的で、今までは自分がやってたことで敵として対戦すると嫌やったので、さすがマリノスだなと」

東京五輪を観ていて「自分がマッチアップしたことある選手たちが活躍している姿を観て、自分もこういう注目された試合で活躍したい」と思っていたという樺山ですが、今回の活動に参加する中で「世界で戦いたいと、このジャージを着たら改めて思いました」と実感しているようです。

山形での挑戦については「J1からJ2にカテゴリーは落ちたんですけど、山形でやっているサッカーはマリノスに近いものがあるし、魅力的なサッカーをしようとしている。カテゴリーは関係なく常に結果を残し続けて、山形のJ1昇格に貢献できるようにしていきたい」と語ります。

ーー移籍早々、アグレッシブなプレーが目立って、琉球戦でもヴィニシウス選手が見えていながら自分で打って、GKに弾かれちゃいましたけど、ああいうトライが世界につながる意識をどう持ち続けて山形でプレーしていますか?

試合に出た時でも若いから挑戦したほうがいいとか言われることが多いですけど、やっぱり自分はこれから現役生活が長いと思うし、その現役生活の中でどれだけ成長できるかが楽しみなので。

あの1シーンもそうですけど、常に自分の目標は海外と思っているので。あのシーンもそうやし、他のシーンもだけど、チームファーストで勝利が一番なんですけど、そればっか気にして自分が成長できなかったら意味ないと思うので、そこはうまく、ああいう感じでトライしたからには決め切れる選手になって行きたいです。

ーーああいうトライは年齢が上がっても続けて欲しいですけど、判断に関してはマリノスでもオフのポジショニングが良くなってきたかなと思っていたところでの移籍だったので、山形でそれを発揮することに期するがあると思います。そういうボールを持ってない時のポジショニングについては?

ボス(アンジェ・ポステコグルー監督)のもとでサッカーしてて、ボスの右腕だったピーター(クラモフスキー監督)のチームに合流して、求められていることが特にそんな大幅に変わったことはないので、ボスにずっと言われていたことをピーターにも、これはボスに言われてて、こういう風に成長したと伝えたら、ボスが言っていた通りにやればいいし、求めていることは一緒やからと言ってくれる。

ボスに言われたことをやり続けているといういか、特に変えることはなくマリノスで求められていたことを山形でもやっています。

ーープレーの積極性もそうですけど、真っ直ぐな向上心が樺山選手の良さだと思います。この世代の目標はパリ五輪と言われてますけど、その前にA代表に入ってやるぐらいの気持ちは持っている?

そうですね。パリ五輪はもちろん出たいですけど、一番は来年にでもA代表に入れたらいいと思います。でも今はこのチーム(Uー20代表)で活動して、パリ五輪を目指している中で、結果を残し続けたら自然とA代表にもつながると思うので、そこは常に目標高く成長につなげられるようにしたいと思います。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ