【維新の風】レノファ渡邉晋監督の昇格水準への設計図:攻守の強度、カウンター、セカンドボール
レノファ山口はモンテディオ山形に2−1で見事な勝利を飾りましたが、同時に昇格争いに加わる山形の強度はレノファを上回るものがあったのも事実です。
今は目標の勝ち点60に向けて積み重ねている段階ですが、本格的に昇格を狙っていくためには現在の京都や磐田、山形が見せている強度に引き上げ、さらに勝てる強みを作っていく必要があります。
渡邉晋監督に聞きました。
ーー山形戦の戦いぶりは素晴らしかった中で、強度と言う意味ではJ1昇格争いしているトップのところに比べると、もっと基本的な強度を上げていかないと、来年の昇格が見えてこない?
もうおっしゃる通りですよ。全然違うなって正直感じました。でも、アウェーでやった時の方が、もっと強烈に感じたものが僕の中ではあって、この数ヶ月の間に僕の中で一気に差が縮まったとも思ってないですけど、これなかなか差があるぞと言う強度とか基本的なスキルの差は前半戦でいうと、アウェーの山形とか長崎の外国人選手とのクオリティの差は正直ものすごく感じました。
そこに対してもっと上げなきゃいけないと言う危機感が僕の中で芽生えたし、もう1回山形に当たった時に、もちろんまだまだ差があります。でも、ひっくり返そうと思えば我々がショートカウンターで行けたりだとか、1つ剥がして前進できたりだとか、それをゴールにつなげることができたと言うのは少なからず進歩だとは思うので。
もちろん差はあるんですけど、それをちょっとずつでも埋めていかないと昇格というものはなかなかまだ厳しいかなと感じています。
(残り 2825文字/全文: 3469文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ