サッカーの羅針盤

【維新の風】レノファ山口を高みへと導く渡邉晋監督のビジョン(攻撃編):草野侑己の裏抜けと生かし方

レノファ山口は現在勝ち点29で15位。数字を見ればまだまだ残留にも予断を許さない状況ですが、就任1年目の渡邉晋監督は前向きにチーム作りを進めており、積み上がっている部分とエラーにつながってしまう部分が表れてきています。

残りシーズンで着実に勝ち点を積み重ねていくと同時に、チームが成長していくために必要なことを今後も聞いていきます。

攻撃面は”レノファのインザーギ”草野侑己の裏抜けの生かし方、相手ディフェンスの対応を利用した別の選択肢の活用について聞きました。

ーー攻撃面では草野選手の特長として裏抜けが武器だと思いますけど、そこを使うか使わないかは味方次第だと草野選手も言っていて、そこばっかり使おうとしたら単調になってしまう。草野選手はやりつつ、周りがそこを判断していくアプローチは?

もう優先順位は背後なので、まずそこを見れているか見れてないかが第一ですよね。判断材料としては。じゃあ侑己が背後を取る状況が見えてましたという時に、ボールを供給して通りませんでしたとなった時に、そこで必要なのはなぜ通らなかったか。

相手が侑己のランニングに対してディフェンダー二人同時に下がって、明らかに裏を抜けようとしても消しているのであれば、なかなか通すのって難しい。じゃあ二人下がってるってことは、我々は他のところで数的優位を作れてるんですよ。

(残り 1454文字/全文: 2019文字)

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